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かざりかんざし職人三浦のブログ

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梨地の平打ち

歌舞伎座の床山さんからの仕事です。
大きさの見本で預かった平打ちも良い細工のものです。
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図案はねじり梅紋の平打ち。まずは紋を彫金していきます。
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松ヤニの土台に張り付け、鏨(たがね)で両面に彫刻を入れます。
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紋の周りと花芯に「梨地」と呼ばれる加工を施します。
梨地とは文字どおり梨の肌のように細かいツブツブの表面のこと。
蒔絵の技法でもありますが、金属では細い鏨で点描していきます。
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このように紋が浮き立ちました。
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ここからは余談。梨地の意味を教えてやると興味を持った五代目候補生たち。。。
「僕もやってみたい!」とまずはお兄ちゃんから。
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こちら無闇矢鱈に打つ弟。コツを教えてやるとなかなか様になってきたぞ(笑)
私も子供の頃を思い出しました。。。
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by kazarikanzashi | 2013-11-04 08:39 | 仕事場 | Comments(0)
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