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かざりかんざし職人三浦のブログ

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雨の鎌倉へ

鎌倉吉兆庵美術館で開催中の「髪飾りの華麗な世界展」へ行って参りました。
和菓子の源吉兆庵が運営している美術館で差ほど大きくはないのですが、櫛・簪の展示会はあまりないので勉強と思い見て来ました。
中には初めて目にする細工もあり、昔の職人の手技には感嘆します。
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悪天候で目的は美術館でしたので、鶴岡八幡宮の本殿まで行く気力も無く・・・
参道手前でパチリ。
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太鼓橋の下が桜色の川に。桜は散っても美しいものです。
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# by kazarikanzashi | 2012-04-15 10:41 | 日記 | Comments(0)

吉祥根付け

吉祥とは「よいきざし・めでたいしるし」という意味。
縁起や祈りなどの様々な願いが凝縮されています。
意匠の面白さだけでなく、それぞれに意味があり贈り物にも使われています。
着物の帯からさげる他、財布・バッグ・携帯ストラップとしても使えます。
シルバーキャストですがロストワックス製ではなくて、原型は糸ノコで切り、ヤスリで整形し、
彫金で柄を入れて作ります。

■トンボ■月にコウモリ■左馬 全て¥4,320(税込み)
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トンボは後ずさりせず一直線に前へ進み、空中で獲物を捕らえる姿から戦国時代には
勝ち虫とよばれました。勝負に強く、縁起のいい虫とされています。
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蝙蝠(コウモリ)の蝠の字は福に通じるとされ、福招きのしるしとされています。
また、ネズミが百年生きると蝙蝠に生まれ変わるとされ、長寿のしるしでもあります。
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左馬の由来は諸説あり、馬の字を逆さに読むと「まう=舞う」おめでたい席で踊られる
舞いは縁起が良いしるし。また馬の字の下の部分が巾着の形に似てるとされ、口がよく
締まり入れたお金が逃げていかないため金運のしるしでもあります。
馬は人がひいていくものですが、その馬が逆になっているため、馬が人をひいてくる
「招き入れる」ということから商売繁盛のしるしでもあります。
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■恋文■犬張り子■金魚 恋文¥4,860(税込み)犬・金魚¥4,320(税込み)
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その昔、簪に文を結び恋愛の小道具として使われ、家紋の図柄としても残されました。
良縁・縁結びのしるし。こちらは銀製ではないですが針金線をひとつずつ手で結び、簪部分も耳かきを付けた凝った作りになっています。
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犬は1回に複数頭の子供を産み、出産も比較的軽いことから子宝・安産・子供の健康を祈願するしるしとされています。
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金魚は古来中国では貴族の中でに愛玩されました。また金魚の発音は「きんよ=金余」
とよばれ、お金が余るほど儲かるとされ、文字どおり金運のしるしとされています。
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■菊■かたばみ■鯉 全て¥6,480(税込み)
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菊は古くから高貴な花とされ、姿・色・香りが優れているため季節を問わず多用されてます。
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かたばみは繁殖力が強く、一度根付くと絶やすことが困難であるとされ、子孫繁栄のしるしとされています。
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鯉は龍門とよばれる急瀬を登り、やがて龍になるといわれ出世魚として尊重されました。出世のしるしとされています。
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■扇面菊水■心に錠 扇面菊水¥7,560(税込み)心に錠¥5,400(税込み)
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末広がりの扇面に菊水文様の透かし彫り。菊の花に流水をあしらった文様は延命長寿のめでたいしるしとされています。
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心の文字に錠前がかかる江戸時代のデザインを復刻したものです。
心に情(錠)をかけ心変わりしないという洒落。恋愛・縁結びのしるし。
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■勝ち虫(とんぼ)¥6,480(税込み)
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はじめに紹介したとんぼに比べやや大振りで、頭や胴体をリアルに力強い感じに作りました。
男性持ちにおすすめ。
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■ふくら雀¥5,400(税込み)
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ふくら雀(脹雀)とは寒中に羽毛を脹らませて寒さを防いで丸くなっている雀、または肥え脹れた
雀の子のこと。福良雀・福来雀などの縁起の良い字を当て、富と繁栄を願うしるしとされています。
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製作工程はこちらから見られます。

根付けは全て桐箱入り

# by kazarikanzashi | 2012-04-11 23:44 | 作品紹介 | Comments(2)

浅草奥山へ散歩

今月27日から出展予定の浅草奥山へ行ってきました。
隅田川界隈は花見客でいっぱい。吾妻橋を渡るのも一苦労でようやく浅草へ到着!
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そしてこれが私が出展する店「百歳屋」ももとせやと呼びます。
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10名の工芸職人が約6日間交代で仕事を披露しています。
現在は市松人形師の藤村光環氏と江戸指物師の渡邊彰氏。
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四軒間口の大店で、べんがら色の壁と中心に掲げられた招木札が見物客の目を引きます。
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こちら藤村氏の実演コーナー
家も近く墨田区伝統工芸保存会の大先輩でもあります。
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そしてこちら渡邊氏の実演コーナー
歳も近く仲良くさせていただいてます。
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奥山期間中は小判で買い物することもできます。
仲見世でも使えますので、江戸気分を味わってはいかがでしょうか。
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私の実演日程は「催事のお知らせ」にてご確認ください。
# by kazarikanzashi | 2012-04-08 09:44 | 日記 | Comments(0)

桜モチーフ

■銀製・桜かんざし ¥54,000(税込み)全長140mm
花の中に入れた珊瑚玉が花びらに映り、桜色に見えます。
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■銀製・桜透かし蝶びら一本挿し ¥37,800(税込み)
桜を象った透かしに蝶の鎖びらが下がっています。
本来前びらと呼ばれる簪をアレンジしたものです。
桐箱入り
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■桜びらかんざし ¥16,200(税込み)
白蝶貝との組み合わせで作りました。こんな簪を挿してお花見はいかがでしょうか。
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■枝垂れ桜錺櫛
こちらは日本舞踊で使われる櫛です。木の幹は透かし彫りに彫金を施しています。
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# by kazarikanzashi | 2012-04-06 09:43 | 作品紹介 | Comments(0)

錺かんざし

錺かんざしのご紹介です。
上から4枚は日本舞踊で使われる日本髪用の錺かんざし。
主に日本髪のかつらを結う「床山」と呼ばれる方たちからご注文を受けて製作します。
最後の1枚は普段使い用の銀製かんざし。
一般の方が後ろ髪をお団子状に束ねて挿せるように全体の長さを短めに作ります。

桜びら簪(和樂4月号の表紙に載せていただきました)
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梅に鳥籠簪(籠の中の止まり木にはウグイスが止まっています)
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蘭珊瑚簪(珊瑚玉を花に見立て作ります)
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花散らし籠簪(両天簪と呼ばれるもので日本髪の左右一対で使われるものです)
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揚羽蝶簪と勝ち虫簪(共に銀製品 勝ち虫とはトンボの別名、意味は追ってご紹介します)
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ちなみにご紹介した写真は5枚組のポストカードになってます。
また墨田区伝統工芸保存会の私のページにも簪・帯留めなどが紹介されています。
是非ご覧ください。
# by kazarikanzashi | 2012-04-03 20:39 | 作品紹介 | Comments(3)